うれしいことがあったので、よもやま話として書かせていただきます。
私は普段から SharePoint の専門家としていろいろなプロジェクトに参画しています。
しかしながら、仕事場を離れると自分の研究に没頭する感じで、同業者の横のつながりを持つ事はありませんでした。
分野がまだ未成熟のため、コレだ!という人に会ったこともなく、同時に自分もその流れの中にいるのだろうと思っていたためです。
しかし、最近になって同じ SharePoint 専門のエンジニアに会って話をする機会が多々あり、その中で自分で研究していた内容を話すと、いたく驚かれることがありました。
1週間ほど前、数名のエンジニアの集まりに参加したとき、
・インデックスサーバーの増設手段
・フェデレーション検索の方法
・コンテンツクエリは個別に XSLT を用意してカスタマイズできる
・DataForm Web パーツなら Web サービスを自己参照してもダブルホップは起きない
など、独自に研究した内容を話していると、国内ブログには全くない情報だという事で、とある SharePoint 専門のエンジニアより「最近は SharePoint のエンジニアも増えてきて、ネットにも有名な人はたくさんいるが、MVP 含め今まで見聞きしてきた中で、あなたが間違いなく最も SharePoint の情報量と技術力が高い」と言ってくれました。
学者の世界では、専門家を名乗るには有名な論文が必要ですが、残念ながら IT 技術者の世界では、ましてや成熟していない SharePoint の世界ではそのようなことはありません。
自画自賛ながら、もしかすると自分もやっと専門技術者としての入り口に立ててきたのではないかと思うようになりました。